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家電に関連するDIY

<ハイビジョンを録画>

デジタルハイビジョンを録画したいと思ったら

まずデジタルハイビジョン製品とはなんぞや?ということで超簡単にご説明すると、

デジタルハイビジョンとは
1. ・画面の走査線がいままでの2倍以上あるため高精細な画像が楽しめる(解像度が高い)
2. ・画面のサイズが16対9の横長画面
3. ・音声も音楽用CDなみの高音質(PCM)

の製品となります。
つまり、いままでより情報量が多いな、ってことは感じ取れると思います。
そこで、標準的な光ディスクの記録媒体ごとの容量をまとめてみます。
記録媒体の容量(光ディスク)

媒体容量
種類 記録容量(12インチ)
片面一層 片面二層
CD 700MB
DVD 4.7GB 8.54GB
Blu-ray 25GB 50GB

CDもDVDもブルーレイもそれぞれ比較したサイズは同じです。
サイズは同じでも記録容量が違うのは、記録密度が違うからです。
そうですね、電車の人数で例えるとCDはグリーン車、DVDは普通車、ブルーレイは座席なし車でしょうか。(二層は2階建て)

こんどは、1時間に必要な録画容量です。
1時間あたりの録画に必要な容量

1時間あたりの録画に必要な容量
種類 画質 録画1時間に必要な容量
アナログ放送 S-VHS程度 2.2GB/h
デジタル放送 高画質 8.1GB/h

ですので、高画質なハイビジョン映像を録画する場合、ブルーレイ(Blu-ray)が必要となります。
標準的な映画の時間を基準にまとめると

録画時間
種類 画質 録画時間
DVD S-VHS程度 2時間
Blu-ray 高画質 3時間

となります。
DVDはハイビジョンでの映画を記録するには容量が足りません。(実用的ではありません)
ですので、ハイビジョンテレビで映画を見るときはブルーレイでないと高画質で見ることはできません。やはりブルーレイの方がきれいです。(DVDより少し価格がお高いですけど)

その他の記録媒体には、HDD(ハードディスク)があります。
これは、通常レーコーダ内の固定媒体(持ち運びできない)となります。
しかし、圧倒的に容量が大きいため長時間録画するような場合は最適です。
HDDレコーダにも各種容量があり、現在では1テラバイト(1000GB)以上のものもあります。
HDDの容量選びについてはデジタル放送の録画時間を参考にしていただければと思います。
HDDが内蔵されたブルーレイレコーダやDVDレコーダ、ビデオテープまで付いているものもありますね。

また最近では4Kテレビも存在してきました。
4KのKとは重さのkgや距離のkmなど、基本単位に対して1000倍を表すKと同じです。そのため4K=4000となります。
実際には、フルハイビジョンの横画素数1920(縦画素数は1080)に対して、4Kではその倍の3840の画素数があります。それを約4000と表現しています。
で、この先8Kも出てきそうですがこれはその倍の7680画素となります。横画素数同様に縦の画素数も倍になりますのでより細かく(きれいになめらかに)表示されます。当然録画時の必要な容量も大きくなりますので、新しく記録用媒体が登場するまでは容量的にHDDレコーダーでの録画になりそうです。

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